話題を醸(かも)す !!

報道各社のニュース記事や巷(ちまた)の話題などを 「みそやの大将」が醸します。✪
MENU
✪メディア掲載

地元ローカル番組(OHK なんしょん?!)のTV取材を受ける

18485840_949086908527907_4009769588368367717_n.jpg
よしもとタレントで岡山出身【おかやま観光大使】でもある 浅越ゴエさんのコーナーにて

5月24日(水曜日)午後3時50分から4時50分まで放送の地元フジテレビ系列OHKのローカル番組「なんしょん?!」のコーナー <ゴエのご縁です。>の取材を頂きました。
岡山&香川のみなさんに限定されますが、是非ご覧下さい。

18527771_949086905194574_1637146198155264410_n.jpg
取材風景

番組の詳細は↓をCLICK
なんしょん?
logo_201705181232063a7.png


この記事が役に立ったらいいね!してね



番組の動画
詳細は↓をCLICK
【ゴエのご縁です】
18581681_1417983594951818_1533618355792928171_n.jpg

✪メディア掲載

月刊誌”ブオーノ” 6月号に掲載される

BUORNO


5月6日発売予定の月刊誌”ブオーノ” 6号の特集「発酵の正体に迫る!」
(伏木暢顕氏ほか寄稿)に弊舗の製品をご紹介頂きました。

<発酵こそ料理の最終兵器だ。>
気にするとしないとに関わらず、我々は実に多くの発酵調味料や発酵食品を使い、料理をしている。だが、「発酵」というキーワードに対して、どれだけ掘り下げたことがあるだろうか。
なんとなく健康にいい、他にない風味がある。そんな理由で使ってはいないだろうか。味わいではない「発酵」の実像は実に捉えづらい。だが、発酵は味わいに直結する化学反応である。包丁を選ぶときは素材の味を知り、方法を学び、用途により使い分けているはずだ。
塩を選ぶときは塩味の方向性を見極め、挽き加減をコントロールし、振りかけるタイミングを見極めているはずだ。
調理器具や食材の理屈を知り、有効活用するのが”男の料理”。だから本誌は読者諸兄に発酵を知ってもらいたい。
発酵が何たるかを知れば、発酵は必ず武器となるからである。
<特集の前文より>
18274780_1394475493969295_9084655311421013447_n.jpg

18274987_1394468967303281_3379713634882953355_n.jpg
110ページから133ページにわたった驚きの大特集です。是非ご覧下さい
本の詳細は↓をCLICK
buono
この記事が役に立ったらいいね!してね

旅行

姫路 坊勢漁協直売所「とれとれ市場」へ

JFぼうぜ 姫路とれとれ市場に行ってみました。
姫路を過ぎて250号線を東へ市川を渡った先の新開公園西の交差点を南下(右折)しばらく行ったところに
漁協の直売所が見える。
播磨灘でとれたピチピチの鮮魚やそれを食べさせる食堂もあり二年前三月にオープンしたそうだ。
18156847_1391933847556793_6822657632376848736_n.jpg
食堂の風景 午前11時にオープンとのこと(ラストオーダー14:30分)
18157167_1391935467556631_8249949106890640725_n.jpg
注文したシラス丼ときつねうどん
18195160_1391934134223431_1876107342503435573_n.jpg
漁協の地域ブランド「ぼうぜ鯖」 生け簀でぐるぐる泳いでいた。
18157885_1391935130889998_8230849222532834935_n.jpg

姫路沖 家島群島の播磨灘で獲れたピチピチの鮮魚が味わえる施設で是非行ってみるべし!!

JFぼうぜ 姫路とれとれ市場

発酵・醸造食品

混ぜるだけ!! 伝統的な発酵調味料「醤(ひしお)」で冷奴!!


投稿日:2017.04.2 カテゴリー:醤油2

hishio_1fix.jpg

 発酵食品に関心のある皆さんは、「醤(ひしお)」の存在をご存知でしょうか。
 『丸ごと小泉武夫 食マガジン』では、以前、醤がベースの醤油をご紹介したことがありましたが、まだ、一般的にはあまり知られていない存在だと思います。
 この「醤」の歴史は、紀元前8世紀の中国にさかのぼる古代発酵調味料。日本では縄文時代後期から弥生時代の遺物として発掘されていたようで、奈良時代より一般的に伝わったといわれています。太古の昔から存在し、日本人の食生活に欠かせない醤油や味噌の原形でもあるのです。
 
 「醤」の原料は?
 「醤」は、蒸した大豆と炒った大麦を混ぜ合わせ、そこに種麹を蒔き、菌を繁殖させた大豆麹と麦麹「醤麹(ひしおこうじ)」を原料に、醤油、水、昆布などの出汁を混ぜ、発酵・熟成させてつくられます。ただ、この醤麹自体は、なかなか手に入りづらいもの。
 手作りするには、ネット通販や自然食品店で手に入る豆麹と麦麹を合わせたものを使用するのがオススめ。
hishio_2fix.jpg
豆麹と麦麹
 
 混ぜるだけ?「醤」を手づくり!

 上記の材料を混ぜ合わせ、密閉容器で常温保存させます。発酵・熟成には、暖かい季節の室温20℃前後であれば最短で5日~1週間ほど、冬季は2週間ほどで食べられるでしょう。冬季の場合、発酵を促進させるために日当りのいい窓辺に置いたり、毛布などにくるんで保管するなど工夫してみてください。発酵が進むと醤油の焦げ茶色から赤褐色へなり、麹が柔らかくトロリとしてきたら頃合いです。
 
hishio_3fix.jpg
焦げ茶色から赤褐色へ変化する
 
 熟成期間で肝心なのは、毎日1~2回混ぜて空気を送り込むこと。酸素不足になるとアルコール発酵してしまうので欠かさず混ぜることが大切です。混ぜ方は、下から上へと底に沈んだ粒を表面へと送り込むイメージ。木べらやスプーンでもいいのですが、せっかくなので素手で混ぜて、手についた常在菌の力も借りましょう!
 熟成すればするほど、ドロッとしたまろやかな状態になっていき、旨味やコクも増し、ますます味わい深くなっていきます。ぬか床と同じで、少しずつ継ぎ足していけば一生ものの調味料なのです。
「醤」は、醤油の代用品として、煮物や炒め物などの隠し味に、ご飯やパンの上にのせて食べたりしても美味しいです。編集部では冷奴に付けて食べてみましたが、これまた絶品!ラー油や七味などをちょっぴり足した、ピリ辛醤もおすすめです!
 
hishio_4fix.jpg
\冷奴にもバッチリ合う!
 
●醤のレシピ
【材料】
・麦麹と豆麹(同量を合わせる):500g~600g
・醤油:600cc
・水:300cc
・だし昆布:1枚(鰹だしや乾燥椎茸でも可)
 
【作り方】
1./清潔な密閉容器やガラス瓶などに、同量の麦麹と豆麹を入れる。
2./1に醤油、水を加える。
3./だし昆布を小さくちぎりながら入れる。
4./素手で粒を潰しながらよく混ぜる(粒は潰さずそのままでもOK)。
5./毎日1~2回混ぜて空気を送り込む。夏季は5〜7日ほど、冬季は2週間ほどで完成。
6./必ず常温保存。1週間以降は2~3日に一度でもOK。

hishio_1fix.jpg
出来上がり!
 
詳細は↓をCLICK
丸ごと小泉武夫食マガジン
logo.jpg

この記事が役に立ったらいいね!してね

写真

創業時の看板レプリカ完成

17757485_1367305436686301_991973479516329189_n.jpg

kanban.jpg
弊舗の創業時に玄関に掲げた「こうじ髙原」の看板

初代喜久郎が六十余年前にお願いして地元紙「山陽新聞」の題字をお書きになったことでも有名な書家 故 大原桂南(おおはらけいなん)先生に揮毫戴いた看板です。
17760894_916938845076047_3768670693434454748_o.jpg

レプリカの作成にご尽力頂いた 工房 摩瑠智(まるち)の盛恒一氏には感謝申し上げます。

✪衝撃ニュース

【お風呂は凄い!毎日の習慣にこんな効果が!】

572fd9ca-86d9854c34e06fe3bac8bb7a9f318696.jpg

癌細胞を死滅させる方法をご紹介します。
実は、この方法は、昔からの日本人の知恵や
習慣によって見出された方法です!

そして、私が1ヵ月間自分の身体で実験しました。
誰もが、簡単に実践できる事なので、是非、お試し下さい

日本人のお風呂習慣が?癌細胞を殺す

■癌細胞は毎日増殖する?
実は通常の細胞でない癌細胞の前段階の細胞は毎日、
約3000~5000個も作られています。
その後、癌細胞が活性されるような癌細胞にとって
居心地の良い体内環境でいれば、この細胞はどんどんと
活性され、癌細胞が増殖します。
しかし、この細胞を除去してくれるのが、免疫細胞です!!
免疫細胞と、癌細胞は簡単に言うと正反対の状況を好みます。
それでは、癌細胞を死滅させるにはどうしたら良いでしょうか?

■癌細胞を死滅させる方法とは?
色々な情報がでていますが、一番簡単に実践できる事は、
「身体を温める事」です。体温を1度上げるだけで、
免疫力は5~6倍になるという有名な言葉がありますが、
癌細胞の敵は、免疫細胞です。
癌細胞を死滅させる温熱実験は沢山行われています。
温熱実験によって、何度で死滅するかは、色んな説がでていますが、
有効なのは、「39.6度」と「42度」です。
つまり、39度で悪性細胞は衰え始め、42度で死滅するという事です。


■日本人のお風呂習慣が?癌細胞を殺すヒントとなった?
「身体を温めると癌細胞が死ぬ」という研究で話題になっているのは
10年位前からですが、実は、この方法は、第二次世界大戦後すぐに
実験されて、明らかになっている事でした。その研究のヒントとなっ
たのは、日本人の熱い風呂に入る習慣からでした。

第二次世界大戦前に、フランスの医師パスツール、ジョリエが実験し、
その後、ドイツのアンリ・ランペール教授が2次大戦中に自分の腸チフスや
兵士達の腸チフスを熱いお風呂(43度)に入らせる事で治してきました。
彼は、熱いお風呂に入る習慣のある日本人の癌の発症率が他国と比較し20
倍も低い事に注目し、研究しました。

その結果、ガン患者を36度のお風呂に入浴させ、徐々に温度を上げ、
42度まで上げ、最終的に、体温が39度に上げると悪性細胞は衰えはじめ、
42度で死滅する事を発見しました。


■熱いお風呂で?良い細胞に対する影響は?

癌細胞を死滅させても、良い細胞まで死んでしまっては意味がありません。
正常の細胞は、44度までは体温の上昇に絶える事ができます。
正常細胞は温かい温度で活性され、悪性細胞は、温かい温度で死滅してゆきます。

(有名な癌細胞実験)
1978年に国立予防衛生研究所で、人間の子宮がん細胞を、32度~43度の
間で温度に変化を与えながら、正常の細胞と比較いました。39.6度以上にし
た際に、癌細胞は10日間で全滅しました。
逆に、38.5度でマクロファジー(免疫細胞)はどんどんと活性されてゆきます。

出典:世界が注目!!「癌細胞を死滅させていた」日本の習慣とは?
|国際医療 Specialist Moe!

■癌細胞が好きな物と嫌いな物
①癌細胞が好きな物
・低体温:体温が35℃になると、癌細胞は喜んで活性化します
・酸欠状態:酸素がない状態が癌細胞にとって最高な居心地です
・ストレス:ストレスが溜まると、敵である免疫細胞が弱まるので、
 癌細胞は増殖します
・ミネラル不足:ミネラルは、3大要素であるタンパク質、脂質、
 糖質と異なり、実は体内に摂取するのが、とても難しい栄養素です。
 これらが不足すると、体液は酸性に傾き、DNAが異常を起きやす
 くなります。サプリで摂取しようとしても、中々体内に入らないで、
 食事で摂取するようにしてください。
・高ブドウ糖:癌細胞は、糖質を使用して、エネルギーを作り増殖します。

②癌細胞が嫌いな物
・高体温:体内が熱い状態は、癌細胞にとっては敵です。
 逆に、免疫細胞は体内が熱くなる程、活性します。身体はできるだけ
 温めて下さい。
・酸素:体内が酸素で溢れていると、癌細胞は増殖するのが難しくなります。
 酸素は血流を良くするので、呼吸や運動で酸素を多く取り込んで下さい。
・ミトコンドリア:正常細胞は酸素を使用し、ミトコンドリアからエネルギーを
 得ますが、癌細胞は、酸素を使用せず、グルコース(糖質)からエネルギーを
 作ります。

出典:世界が注目!!「癌細胞を死滅させていた」日本の習慣とは?
|国際医療 Specialist Moe!

■癌細胞を一番簡単に死滅させる裏ワザとは?
癌細胞と免疫細胞は、基本的に正反対の環境を好みます。
簡単に言うと、癌細胞の活性をさせず、死滅させ、免疫細胞を活性させれば
良いのです。癌細胞を死滅させる方法として、糖質を抑えて、ミトコンドリアを
増やすなど、沢山の方法がでています。

ただ、一番簡単な方法は、「温熱療法」です。HSP(ヒートショックプロテイン)は
タンパク質の一種で、全ての細胞に存在します。このHSPは、免疫力を高めて、
細胞を修復し強化してくれます。体温が上昇すると増加する性質を持ちます。
一番効率良く増加させるには、お風呂に入る事です。


■癌細胞を死滅させるお風呂の入り方とは?
癌細胞は、、39度で悪性細胞は衰え始め、42度で死滅すると言いました。
しかし、お風呂に浸かっても42度まで体温を上昇させていると、身体への
負担が大きく逆効果です。免疫細胞が活性する38.5度まで体温を上昇させれば
良いのです。これは、意外と簡単にできます。

①全身浴で入浴する事
首と腋下は、血管が太い為、熱が入りやすい箇所です。血液を全身に運び、深部体温を上昇させてくれます。

②入浴前に、炭酸水、もしくは、温かい飲み物を飲む
ご参照下さい→食べすぎをなかった事に?「簡単にカロリー消耗させる」裏ワザ!

③お湯の温度は40度~42,3度にする。
この温度で10分間入浴すれば、体温は38度以上までは上がります。
(*個人差があります)

④温める効果の高い精油を使用する

私は、ジュニパーとゼラニウムを塩やオイルに入れて入浴しました。
その結果、体温が上昇する時間が短縮されました。
ジュニパー4滴+ゼラニウム3滴

(入浴剤なし)42度のお風呂に10分間で38.5度
(精油入り)42度のお風呂に5分間で38.5度

出典:世界が注目!!「癌細胞を死滅させていた」日本の習慣とは?
|国際医療 Specialist Moe!

2016年5月15日

詳細は↓をCLICK
TERRATOPI
topSm.gif

この記事が役に立ったらいいね!してね

イベント

中世随一の商都のにぎわいが現代に蘇る/福岡の市(岡山県 備前福岡)

9686.jpg

岡山県南部、岡山三大河川のひとつ吉井川沿いにある集落『福岡』は歴史豊かなまちです。
古くは、国宝『一遍上人絵伝(いっぺんしょうにんえでん)』に、商都としてのにぎわいの様子が描かれ、宇喜多家、黒田家という名だたる武将たちとの縁を持つことでも知られるかつての山陽の要所です。
九州の福岡は、その地を治めることになった黒田長政が、黒田家の礎の地であった備前福岡から取り、名付けたと言われています。
9687.jpg

その中世随一の商都と呼ばれたにぎわいを再びと、『地方創生』という言葉もないころから、地元の有志たちで行われているのが『福岡の市』。
毎月第4日曜日に開かれる地産地消の青空市です。
9688.jpg

9689.jpg

福岡の市には毎回、地元の旬の野菜やフルーツ、それらを使った手作りの品々が並びます。

9690.jpg

こちらは、無添加・手作りにこだわった地元の『名刀味噌』の赤味噌。

9691.jpg

牛窓のかまぼこ屋・中光商店では、揚げたてのかまぼこが食べられます。

9693.jpg

こちらはなんと本物の『刀匠(とうしょう)』による包丁研ぎ。
備前福岡とお隣の備前長船は、刀剣の産地としても有名で、実に国宝の刀剣の半分がこのまちから生まれています。黒田家の家宝で、国宝『一文字』も備前福岡でつくられました。
このまちでは、今でも多くの刀匠が刀をつくっているのです。

9695.jpg

一遍上人の辻説法を模し、毎回、地元・妙興寺の住職が辻説法(つじぜっぽう)を行います。
さすが、中世随一の商都。演出もひと味違います。

9698.jpg

福岡の市がはじまったのは、2006年2月。
地方創生と言われ、多くの地域がまちおこしを企画していますが、継続していくのはとても大変なこと。けれど福岡の市は、出店者たちも楽しみながら気付けば開催回数も100回超。今では、岡山の名物市として、地元の方から観光客まで多くの方が訪れ、かつてのにぎわいをまちに呼び戻しています。

備前福岡の市
場所/備前福岡の市史跡  岡山県瀬戸内市長船町福岡1588-1
開催/毎週第4日曜日8:00-11:00
FACEBOOK/https://www.facebook.com/備前福岡の市
瀬戸内Finderフォトライター 浅井克俊/アサイアサミ(ココホレジャパン)

この記事を取材したフォトライター
5882.jpg

ココホレジャパン
浅井 克俊/フォトライター 地域おこしプロデューサー・瀬戸内市地域おこし協力隊。 1974年、横浜生まれ。既婚・息子ひとり。広告代理店経て、タワーレコードに入社。 ブランドマネジメント、セール・キャンペーンの企画制作、タイアップ、ライヴイベントの企画運営などに携わる。 販促企画部部長、ライブ事業部部長を経て、2012年9月に退社。縁もゆかりもない岡山県瀬戸内市に移住。 同年10月より瀬戸内市地域おこし協力隊として活動をはじめる。 2013年7月「地域の魅力を 広告する会社」ココホレジャパン設立。 古民家再生、特産品の開発、地域ブランディングなどに取り組む。 ココホレジャパン http://kkhr.jp/   アサイアサミ/フォトライター エディター&ライター。 ジャンルは主にソーシャル、音楽、暮らし(家)。東京生まれの東京育ちが2012年にノリで岡山県瀬戸内市に移住しました。雑誌は「リンネル」「田舎暮らしの本」「クウネル」などで執筆。オモシロイ友だちの書籍なども制作しています。 またFM岡山の番組ディレクター、構成作家なども。 読ませる字から聞こえる字まで、モノヒトコトを日々かきかきしています。 ココホレジャパン http://kkhr.jp/

この記事が役に立ったらいいね!してね

発酵・醸造食品

ブーム拡大中 意外と知らない甘酒のヒミツ

DSC_0469.jpg
ヘルシーな飲み物としても注目されている甘酒

 甘酒の消費が近年大きく伸びている。「お正月やひな祭りなどハレの日に飲む飲料」というイメージが強かった商品を、季節を問わずに通年で消費する動きが広がっている。健康志向の高まりや美容への関心が深まる中、ヘルシーな飲料としても注目されており、多様な業界を巻き込んで新製品が次々と登場している。読売新聞調査研究本部の中村宏之主任研究員が、当節の甘酒事情を探った。
Copyright © The Yomiuri Shimbun

右肩上がりの売り上げ続く

 最近、スーパーに足を運ぶと、数多くの甘酒が売られているのを目にするはずだ。価格帯も100円台から1000円を超えるものまで種類も豊富だ。複数を飲み比べてみると、さまざまな味わいがある。ただ、甘酒は子供の頃に少し飲んだ記憶がある程度で、大人になってから飲む機会はほとんどなかった――という人も多いかもしれない。しかし、今ある各種の商品を飲んでみると、「甘酒は老若男女を問わない、おいしいソフトドリンクである」と再認識するだろう。
 市場調査会社インテージ(本社・東京)のデータによると、甘酒の市場規模は年々拡大している。スーパーのレジを通過した甘酒販売額は、2010年に約32億7000万円だったのが、16年には約130億2900万円と急激に増えた。わずか6年間で、約4倍も売り上げが伸びたことになる。
 この調査がカバーしない流通分や、通信販売、全国各地の酒造会社や土産物店などが独自に販売している商品もあるため、実質的な市場規模はこれより大きいと見られている。
 甘酒はその製法で二つに分けられる。一つは米麹こうじの働きで米のでんぷんをブドウ糖に糖化した甘酒であり、アルコール分は含まれない。もう一つは、酒粕かすを水で溶き、さらに砂糖を加えてつくる甘酒で、1%以下の微量ながら酒粕に由来するアルコールが含まれる場合がある。
 甘酒人気が高まっている背景には、11年頃に巻き起こった「塩麹ブーム」がある。江戸時代からある塩麹を塩代わりの調味料に使った調理法や商品が人気を集めた頃から、消費者が発酵食品全般に注目する流れができ、甘酒消費も伸びるようになった。

「温故知新」森永の挑戦


 甘酒市場で大きな存在感を示しているのが、森永製菓だ。
 手軽に飲める甘酒の全国ブランドとして知られる森永製菓は、1969年にびん、74年に缶入りの甘酒を発売し、半世紀近い歴史がある。森永の主力商品は、酒粕と米麹の双方を使った缶入りの甘酒だ。
 その森永の定番商品が、ここ数年、冬場だけでなく夏場にも売れる勢いを見せている。
 2011年夏のことだ。東日本大震災の発生直後で、全国的に省エネが求められた際に、森永は市場にある提案を行った。それが「冷やし甘酒」だった。「冷やし甘酒」は、2000年から地域限定で売り始めていた商品だが、12年に全国の市場で販売を開始する。すると、猛暑下でも冷たく飲みやすい口当たりで、水分、塩分、糖分補給の助けになって夏バテを防止する――と人気を集めた。これがきっかけで、夏場の消費が伸びるようになったという。
 甘酒は「寒い時期に飲まれる」というイメージが強いものの、伝統的には夏場の飲み物として親しまれており、俳句では夏の季語であることはあまり知られていないだろう。明治の俳人・正岡子規は、「甘酒も飴湯あめゆも同じ樹陰かな」(1901年)と詠み、夏の木陰で甘酒を楽しむ情景を表現している。こうした意味で、森永が甘酒を夏の商戦に投入して成功を収めたのは、まさに「温故知新」と言える。
 ナショナルブランドの地位を確立している森永で、「市場調査や販売促進活動など、ロングセラーにするための努力を続けています」と話すのは、同社で甘酒のマーケティングを担当する田仲結子さんだ。同社は主に西日本向けにショウガ入りの製品を販売しているほか、季節によって味の微調整も欠かさない。原料供給が変動しても、安定した味や品質を出せるように常に数十種類のレシピを用意しているという。ブランド力に依存することなく、地道な活動を通じて市場の維持・拡大を図っている。

麹のプロ…酒造会社、みそ会社の甘酒

 清酒・八海山で広く知られる新潟県南魚沼市の酒造会社・八海醸造も、甘酒の製造・販売を積極的に展開している。「八海山の醸造元だから、酒粕から甘酒を作っているのだろう」と想像しがちだが、商品はその名も「麹だけでつくったあまさけ」――米麹を使った甘酒だ。118グラム入り(税別希望小売価格190円)と825グラム入り(同800円)の2種類を東日本中心にスーパーなどで販売している。
 酒造会社は酒造りに麹を使うことから、扱いに慣れている。同社が10年ほど前に甘酒を製品化して販売したところ、瞬く間に売れ行きを伸ばし、気に入った顧客が繰り返し買うほどの人気商品になった。その動きを南雲なぐも二郎社長は見逃さなかった。
 「これほど消費者のニーズが強いなら、量産が可能かもしれない」と気づいた南雲社長は、甘酒専用の設備投資を決断した。2013年、新潟の本社敷地内に甘酒製造の工場を建設して本格的に生産を始めたところ、予想どおり引き合いが強く、15年秋には追加の設備投資で生産能力を拡大した。
 現在も八海醸造は新たな生産設備を建設中で、今年7月に生産を始める予定だ。甘酒の売り上げは16年8月期に6億7900万円を記録し、同社は17年度にこの2倍以上の売り上げを目指すという。
 南雲社長は「一過性のブームに終わらせることなく、長期的に売れる商品に育て、清酒販売に並ぶ収益源にしていきたい」と意欲を示している。
 みそメーカーも甘酒の主力プレーヤーだ。

 みそ最大手のマルコメが販売する「米糀こうじからつくった甘酒」は、みそ製造で培った発酵技術を使い、無加糖ながら自然の甘さをしっかり感じられるのが特長だ。アルコール分もゼロなので、妊婦や子供が安心して飲める。
 14年から売り出したところ需要が急激に伸び、商品の種類もさまざまに増やしてきた。パッケージの工夫もポイントの一つだ。ふたを開けて電子レンジで温められる紙製パックは、少量の飲みきりサイズで便利だ。今年の3月には、ゼリー商品や高知県馬路うまじ村のゆずをブレンドした製品の発売も予定するなど、消費者ニーズに合わせた商品展開を図る。
 マルコメは16年度、甘酒関連の売り上げが約11億円となる見通しだ。みその売り上げが年間約400億円に達する同社にとって、全体に占める割合はまだまだ小さいが、今後の成長分野として甘酒にかける期待は大きい。同社国内マーケティング課の其田譲治さんは「牛乳を飲めない幼児がこれなら飲んでくれて助かる――という声が、若いお母さんから数多く寄せられている。今後も消費者ニーズをとらえていきたい」と語る。

「甘味×名酒」という夢のコラボ

 甘酒の世界では、「夢のコラボ」ともいえる強力な組み合わせが生まれている。
 和菓子の老舗である東京・日本橋の榮太樓(えいたろう)總本鋪(そうほんぽ)と今や世界的な人気を誇る日本酒・獺祭(だっさい)の蔵元である山口県岩国市の旭酒造が力を合わせてつくったのが、「和菓子屋のあま酒 榮太樓×獺祭」だ。「おいしい甘酒を作りたい」と最高の原料を探していた榮太樓總本鋪と、「日本酒の製造過程で生まれる香り高い酒粕を有効活用できないか」と模索していた旭酒造の考えが一致し、双方の伝統技術を合わせて開発した。

 「和菓子屋のあま酒 榮太樓×獺祭」は、1年以上の時間をかけて十数パターンの試作品をつくる中で、最も味わいの深い配合を見つけて完成させた。時間をかけて酒粕を攪拌かくはんし、さらに高圧力で乳化させることで均一化した。商品はなめらかな口当たりで、すっきりと飲みやすい味に仕上がっている。
 この甘酒は、酒粕の良さを最大限に生かすため、無香料・無着色で製造し、砂糖以外に他の材料を一切使っていないのが特長だ。甘酒の中では「高級カテゴリー」に入る商品で、スーパーなどでは1本あたり1200円(税別)で売られている。昨年11月の発売から4か月間で30万本以上を売り上げるほどの人気を誇っている。
 榮太樓の細田将己・副社長は「国産の酒米、山田錦を磨き抜いてつくる『獺祭』から生み出される酒粕は、華やかな香りと、雑味の少ないうま味が特長です。和菓子製造で蓄積した当社の技術を活用した甘酒を、年間を通じて楽しんでいただきたい」と語る。
 八海醸造や旭酒造ばかりではない。酒造会社では、大手の大関や月桂冠も甘酒販売に乗り出している。甘酒の商品開発はさまざまなプレーヤーが入り交じり、市場は大競争時代に入っている。

機能性に期待、大学発の製品も

 では、人気が高まる甘酒には、どのような効能があるのだろうか?
 発酵学が専門の北本勝ひこ・日本薬科大学特任教授は、甘酒の機能性について、「酒粕甘酒には、α-EG(アルファEG)など保湿成分や腸内で脂肪を包み込むレジスタントプロテインといった成分が含まれていることがわかってきました。米麹甘酒にはアミノ酸、ビタミン、オリゴ糖、麹セラミドなどの健康や美容に良い成分が含まれています」と解説する。
 こうした専門家の研究やコメントをもとに、「甘酒はヘルシーで美容にも良い」という見方が広がり、人気を押し上げているのは間違いない。これまでは「子供か60代以上の飲み物」と見られがちだった甘酒だが、最近は20代から40代の女性を中心に支持が拡大している。日本の伝統飲料が新しいコンセプトで現代によみがえっていると言えるだろう。
 北本特任教授自身も、埼玉県上尾市にある地元の造り酒屋と共同で甘酒を商品化し、「甘こうじ」の名で販売している。さらに北本特任教授は、東大OBの酒造関係者でつくる「東大蔵元会」とも協力し、<東大ブランドの甘酒>の商品化も検討している。いまや大学も甘酒をつくって販売する時代になっているのだ。
 大手企業や各地の酒造会社、そして大学まで、各種各様の試みで甘酒の研究・開発が行われ、新たな製品が次々と市場に投入されている。甘酒の潜在需要が大きく、これからも一段と伸びる市場であると期待されているからにほかならない。今後、どのような製品が出てくるのか。消費者の一人としては楽しみである。

20170220-OYT8I50044-T.jpg
プロフィル
中村 宏之( なかむら・ひろゆき )
 読売新聞調査研究本部主任研究員。専門分野は、国際経済を中心とする内外の経済・ビジネス報道や金融市場、エネルギー問題。ロンドン特派員、米ハーバード大学国際問題研究所研究員、経済部デスクを経て現職。国際情勢と密接に関係する日本と世界の経済の動きを追い続けている。

2017年02月20日 13時00分

詳細は↓をCLICK
YOMIURI ONLINE
yol_logo@2x.png

この記事が役に立ったらいいね!してね


くるま

悪夢の「マツダ地獄」を止めた第6世代戦略

一度マツダ車を買うと、数年後に買い換えようとしたとき、下取り価格が安く、無理して高く下取りしてくれるマツダでしか買い換えられなくなる。その「マツダ地獄」をマツダ自身が今打ち壊そうとしているのだ。
[池田直渡,ITmedia]

「マツダ地獄」という言葉がある。一度マツダ車を買うと、数年後に買い換えようとしたとき、下取り価格が安く、無理して高く下取りしてくれるマツダでしか買い換えられなくなる。その結果、他社のクルマに乗り換えできなくなることを表した言葉だ。発想の原点は「無間地獄」だろう。

誰も得をしていない



 なぜマツダはそんなひどい言われ方をしていたのだろう? マツダは新車の販売が下手だった。ブランドバリューが低いからクルマを売るとき、他社と競合すると勝てない。あるいは勝てないという強迫観念を営業現場が持っている。それを挽回してマツダ車を買ってもらうために、分かり易いメリットとして大幅値引きを行う。しかし値引きが常態化して新車の実売価格が下がれば、好き好んで新車より高い中古車を買う人はいないので、新古車でさえ値段が下がる。そこから先はドミノ倒し式の崩壊だ。つまり新車の値引きは中古価格の暴落を生む。しかも新車以上に中古車はブランドイメージで値段が変わる。
 そうなると、仮に新車から5年乗って「そろそろ新しいクルマに……」と思っても、下取り価格が低くて買い換えを躊躇(ちゅうちょ)するユーザーも一定数出てくる。元々が新車値引きに釣られて買ったユーザーなので、経済的にもあまり豊かとは言えない。そういう人が低い下取り価格に直面すれば「もう少し乗るか」という判断になりがちだ。
 そうやって年式がどんどん落ちていき、さらに査定額が下がる。結局買い換えの踏ん切りが付くのはもうクルマの商品としての寿命が尽きた後。そんなときに下取り車に何とか値段を付けてくれるのはメーカーが下取り促進費を負担するマツダだけ。だからまたマツダになる。そして手元不如意のためまた大幅値引きを要求する。

ikeda01_mf.jpg
第6世代の集大成として2巡目のトップバッターとなった新型CX-5。約1ヶ月で目標の約7倍となる1万6639台を受注した

 「ずっとマツダに乗ってくれるならいいじゃないか」と言えないのは、それが常に強い値引き要求と買い換えサイクルの長期化という問題を含んでいるからだ。デフレスパイラルにも似たネガティブな輪廻が繰り返されており、長期的に見ればユーザーも販売店もメーカーも誰も得をしていない。

ブランド価値の向上



 この地獄を脱出しない限り、マツダに未来はなかった。先代CX-5から始まる第6世代商品群は、この問題に真剣に取り組むことからスタートした。それがマツダの言う「ブランド価値の向上」だ。「どこでも聞くような標語だなぁ」と当時は思っていたが、そうではない。例えば、余命宣告された人が「健康は大事だよ」と静かに言うような覚悟と思いの込められた言葉だったのである。マツダの「ブランド価値の向上」はハイファッション・ブランドの人たちが言うようなスカした抽象論ではなく、ビジネスの根幹にあるクルマの販売を根本的に改革することこそが目的である。

ikeda02_mf.jpg
マツダの変革の最初の狼煙は初代CX-5だった。エンジンから始まり、ようやくシャシーまでがSKYACTIV化されたフルSKYACTIVの第1号として2012年に登場した

 この輪廻を断ち切るための現実的なスタートは新車の値引きをしないことだ。しかし、ただ販売店に値引きを禁じれば良いというわけにはいかない。そんなことをメーカーが販売店に強要したら独禁法違反でアウトだ。なので、値引きをしないで売れるためには何がどうあるべきかを根底から考えなくてはならない。
 値引き勝負をしないためには、クルマの価値を認めてもらうことだ。幸いなことにマツダには歴代ロードスターという成功例があった。ロードスターを買うユーザーは、安いから買うわけではない。ロードスターの価値を認めて、まず商品に惚れ込み、その上で懐具合と相談する。「4人乗れて動く安いヤツ」を探しているわけではない。しかし、商品として極めて個性的なロードスターならともかく、ほかの基幹車種をどうやってそのパターンに持ち込むのか? それは相当に難しいことに思える。

ikeda03_mf.jpg
1989年に、突如ライトウェイトスポーツカーというジャンルを復活させた初代ロードスター。当時はユーノス・ブランドで販売されていた

 第6世代商品群を作るにあたって、マツダはまず走りとスタイルに個性を持たせた。全員に好かれようと考えるのを止めて、2%の人がどうしても欲しいクルマを作ることにした。ロードスターに範を取り、全マツダ車の位置付けをそう再定義したのだ。そんなことをして大丈夫なのだろうか?
 実は、世界の新車販売台数は約1億台だから、2%は200万台になる。2017年3月期のマツダの通期販売見通しは155万台だ。だから2%は決して諦めの数字ではなく、むしろ野心的な数字とさえ言える。それができるかどうか以前に、誰にも好かれようとして無難なクルマを作っても、それを販売力で押し切れないことは既に長い実績が証明している。それがダメだということだけはハッキリ結論が出ているのだ。
 だから個性こそが大事だと考えた。しかし製品として個性的なクルマを作れば値引き要求されなくなるのか、と言えばそれはそんなに簡単ではない。「好きだから欲しい」という購入モチベーションは必要条件に過ぎず、十分条件ではない。マツダは販売から後の部分にも手を入れた。この詰め将棋のような戦略が面白い。

マツダの価値を変える覚悟



 まずは2年に一度のマイナーチェンジを止めて、毎年の商品改良に切り替えた。これにより、マイナーチェンジを挟んで前後のクルマの中古車価格の変動が少なくなり、クルマの価値が時間軸で安定する。狙いは中古車の流通価格の安定である。ブレがあると人は安値に注目する。だからマイナーチェンジで見分けが付きやすいほど外観を大げさに変えなくなった。
 そうやって流通価格を安定させた上で、残価設定型クレジットの残価率を引き上げた。一部の車種を例外として3年後の残価率55%を保証した。市場に任せるだけでなく、メーカー自身が市場価値を保証したのである。ここはブランド戦略の勝負どころだ。価値が落ちないことをメーカー自身が信じ、それを保証しなければ誰も信じない。

ikeda06_mf.jpg
ブランド価値向上の勘所として、3年後の買取価格を55%に設定。3年後に再度ローンを延長するか、現金決済するか、クルマを引き渡すかが選べる(出典:マツダWebサイトより)

 しかし、残価保証とはつまり買取保証ということなので、その戦略を完遂するためには、何が何でもリアルワールドでのクルマの価値を維持しなくてはメーカーが大赤字になってしまう。仮にユーザーが「買取価格が保証されているから、メンテは適当に」ということになると、劣化によって生じる市場価格との差額をマツダが補てんし続けることになる。そうならないためには中古車の劣化を食い止めなくてはならない。
 だからメインテナンスのパックメニューを用意した。期間はいくつか選べるため、多少の違いはあるが、基本的な考え方としてはタイヤ交換以外のすべての定期点検と消耗品交換を含むメニューで、購入後の予定外出費を不要にするものだ。これに加えて、制限付きながら、ボディの無償板金修理を負担する保険も用意した。徹底して価値の低下を防止する意気込みだ。
 このあたりマツダの都合とユーザーのメリットが一致しているのも面白い。マツダでは「お客さまの大切な資産を守る」と言う。ウソではないが、それはマツダにとってもマツダ地獄を抜け出すための重要な戦略なのだ。マツダの説明によれば、その結果、CX-5の新車を現金で購入後、7年間乗り続ける場合と、残価設定ローンで3年ごとに新車に乗り換え、7年目の時点の支払額がほぼ同額になるのだと言う。ユーザーはいつも新車に乗っていられるし、マツダは3年ごとに新車を買ってもらえてまさにwin-winだ。

数値結果



 さて、こうした戦略をとったマツダだが、第6世代が一巡して、マツダ自身が6.5世代と位置付ける新型CX-5が登場したところでこの戦略は成功しているのだろうか?
 まずは、狙い通り乗り換えサイクルが短縮したのか? 長期化すれば下取りが悪化して地獄へ逆戻りだけに、ここは重要だ。新型CX-5は今年2月2日の発売から約1カ月で1万6639台を受注した。目標の約7倍となる成功だ。しかも注目すべきは、初代CX-5からの下取り乗り換えが39%に達していることだ。初代のデビューは2012年なので、つまり最長でも5年以内の乗り換えということになる。
 初代CX-5が出た2012年の例を見ると、41%がマツダ車からの乗り換えだったが、新型ではこれが66%に上がった。「マツダ車からマツダ車への乗り換えはマツダ地獄ではないのか?」と考える人もいるだろうが、前述の通り、初代CX-5から5年以内に乗り換えているケースが多い上、安全装備が付いた上位グレード、Lパッケージとプロアクティブが受注の95%を占めている。つまりお金がない中で苦労して乗り換えているという様子には見えない。マツダの人に聞くと、「下取りが予想外に高くて喜んでいらっしゃるお客さまが多いです。その結果、上位グレードが売れているのではないかと思っています。マツダ地獄じゃなくてマツダ天国になったのかなと……」。
 マーケットは不思議なもので、時代に即応する。良いクルマはほぼ間違いなく中古車価格が高い。ただし中古車価格が高いクルマが良いクルマとは限らない。いずれにしても下取り額が上がり、買い換えサイクルも短縮された。程度の良い中古が市場に増えれば中古車マーケットも賑わう。そして何より大事なのは、マツダが新車販売を値引き勝負で戦わなくて済むようになったことだ。こういう戦略があればこそ、ディーラーのCI(コーポレート・アイデンティティ)変更も順次行われている。黒を基調にした新しい店舗への刷新は、マツダのブランド価値の向上の重要なパーツなのである。

ikeda04_mf.jpg
ディーラーそのものも新世代へ移行している

ikeda05_mf.jpg
黒を基調にした新デザインに改められたディーラー。外観も内装もこれまでのイメージを刷新した

 以上はマツダの説明を基に筆者が見立てた第6世代がマツダの何を変えたのかについての分析である。マツダから提供された数値については、筆者もそれなりに納得しているが、少し意地悪に見れば、マツダのラインアップの中で車両価格が比較的高いCX-5であることも勘案すべきだと思う。デミオでこうした数字が出て来たとき、作戦の成功が確実なものになるだろう。

筆者プロフィール:池田直渡(いけだなおと)
ico90_ikeda.jpg

 1965年神奈川県生まれ。1988年企画室ネコ(現ネコ・パブリッシング)入社。取次営業、自動車雑誌(カー・マガジン、オートメンテナンス、オートカー・ジャパン)の編集、イベント事業などを担当。2006年に退社後スパイス コミニケーションズでビジネスニュースサイト「PRONWEB Watch」編集長に就任。2008年に退社。
 現在は編集プロダクション、グラニテを設立し、自動車評論家沢村慎太朗と森慶太による自動車メールマガジン「モータージャーナル」を運営中。
 →メールマガジン「モータージャーナル」

2017年03月20日 07時00分 更新
詳細は↓をCLICK
ITMedia ビジネスOnline
150_makoto_bgw.gif

この記事が役に立ったらいいね!してね

発酵・醸造食品

発酵食がカラダにとって必要だという5つの東洋医学的理由 その5

Yoga.gif

2017年3月14日 力島田 Off 恬憺虚無, 東洋医学的日々雑感

− 東洋医学的日々雑感7:「発酵食」を東洋医学的に考えてみた その5−
 
発酵食がカラダに必要な理由、前回は「酵素について」考えてみました。
今回はシリーズ最後ということで、「食を全体で見る視点の重要性」について考えてみます。
 
「結局、何を食べればいいの?」って思いませんか?

5.何を食べればいいのか?




なぜ発酵の良さについて書き初めたかと言いますと、
「これを食べれば健康になる」とか、「これは食べちゃダメ」とか、そんなことを際限もなく言っていても、結局は健康になれないってことを知ってもらいたかったからです。
 
「じゃあどうすればいいのか?」というと、その人に合った食事をすることです。
発酵がカラダに必要だよシリーズの最終回は、そんなことについて考えてみます。
 
5−1 低糖質だけでイイわけないでしょ!



我々のセミナーでは、健康になるために3つのステップを用意しています。
これ、「気流メソッド」って呼んでいます。
 
食事はまず低糖質から入ってもらいます。
なぜかというと、とりあえず結果が出やすいから。
糖質を控えると、余分な水が出ていってむくみがなくなるし、脂肪もそこそこ燃えるので体重が減って、スッキリします。
すると健康に対する意欲や、食事に対する興味が高まります。
まずはそれがねらいなんです。
 
この段階を「とりのぞく」と表現しています。
放っておくと、カラダには余分なものがいろいろと溜まってきます。
それをとりのぞくのが第1ステップ。
でもそこで終わりではありません。
だって、ロカボだけやって筋トレするだけで健康になるわけないでしょ!

power-sports-1015688_1280-e1489194881805-768x580.jpg

次のステップは「ととのえる」
ここでは発酵を使います。
質のいい、ホンモノの発酵食はカラダを内側から調えてくれます。
詳しいことはいままで書いてきたとおりですね。
 
そして最後のステップが「めぐらせる」
東洋医学では、カラダにとって必要な気・血・水は巡っていなければいけないと考えます。
余計なものを「とりのぞき」、カラダが「ととのった」ら、最後は「めぐらせる」ことでいい状態が続くようになります。
そんなふうに健康になるためのステップを用意しているわけです。
 
 
5−2 食をパーソナルにみる視点の大切さ



ところで、暑がりな人と寒がりな人が同じものを食べて健康になると思いますか?
そう、ムリですよね。
 
結局、食の基本というのはパーソナルであるべきということです。
もちろん最低限の共通するラインというのはあります。
余計な添加物をなるべく避けたり、食べ過ぎないように注意したり、ホンモノの発酵食を食べる機会を増やしたりといったことです。
 
でも誰もが同じものを同じ量だけ食べて健康になるなんてことはあり得ません
だから自分でいまのカラダの状態を知って、食べるべきものとそうでないもの、自分に合った量などを判断できるようにすることが、健康に生きていくために必要になるわけです。

気流メソッド

私たちはその基準を東洋医学に求めました。
いわゆる薬膳的な考え方です。
実はこれ、そんなに難しいことではないんです。
自分のカラダが熱の方向にあるか冷えの方向にあるか、カラダに必要なものが不足しがちなのか余りがちなのか、そんな視点でみてあげるとだんだん分かってきます。
 
なぜそんなことまで勉強するかというと、自分のカラダだからです。
そして、カラダは変化するからです。
変化に応じて食事の内容や量を変えなければ意味がないからです。
つまり、カラダは食べたものでできているからなんです。
さあ、食を見つめなおして健康になりましょう!
 
まとめ
本日のまとめです。
 
・低糖質は「とりのぞく」ためのファーストステップ

・発酵食はカラダを「ととのえる」
・ほんとうの健康はパーソナルな食事から

 
詳細は↓をCLICK
東洋医学ライフクリエイティブ協会
demo14_logo_s2.png

この記事が役に立ったらいいね!してね